もうひとつくらい書いておこう。
な感じで、お次は新潟は清津峡編。
とりあえず、自分は写真の撮り方が
こういう記事を書くのに全く向いてないというのが
早くも分かってまいりました感じです。
あとそもそも写真ヘタ。
まあ、とにかくも……。
な感じで、お次は新潟は清津峡編。
とりあえず、自分は写真の撮り方が
こういう記事を書くのに全く向いてないというのが
早くも分かってまいりました感じです。
あとそもそも写真ヘタ。
まあ、とにかくも……。
--------------------------------------------------------------------------------------------------------

まだ雪のあるうちに雪国に行きたい!
ということで、温泉がイオティック
(注:硫黄泉)というのにも惹かれて、
新潟は清津峡温泉に行くことに。
高崎から水上、トンネルをくぐって
雪国へと突撃でございます。
まあトンネルどころか水上に着く前から
すでに積もってましたけどね雪。
が、いずれにせよ、積雪には親しくない
生粋の関東民である上に酒の勢いも手伝い、
移動中からすでにテンションはダダ上がりでございます。
(今回も例によって高崎までは普通車グリーンで
酒飲みながら反対車線に向かってニヤニヤ旅です)

中継地である越後湯沢で下車。
バスの時間待ちの間にお昼を食べましょーということで、
この日は名物であるへぎそばに舞茸天ぷらを添えてズルリ。
……ごめん、へぎそば別に美味くない。
名物に旨いものなしという言葉を噛みしめつつ、
食後は駅ナカで夜のための酒やらつまみやらを買いあさる。
越後湯沢も何度も立ち寄っているので、
この辺は定番のコースです。
お酒は緑川(純米吟醸)、つまみのメインは塩辛。
定番はいりまーす。

そしてバス待ち。
この写真のときはまだ降雪はなかったのですが、
このあとでなんかにわかに吹雪いてきたもので、
「ニット帽をかぶらないといけない、雪なので!」
とかなんか変な回路がつながった僕はこの先の商店街に突撃。
スポーツ用品店でぽんぽんのついたドドメ色のニット帽を購入して
ホクホク顔でズッポシかぶったりしてました。
そうしてバスに乗ってから「暑っ」といってすぐに脱ぎ、
その後一回もかぶってません。発作的にもほどがありすぎ。
吹雪もバス乗るころにはどっか行ってました。
なんというか、半勃ち気分。

で、バスに揺られること小一時間くらいで、
清津峡はこちらのお宿にとうちゃく。
ワーイ雪つもってるー。
でももっとあってもいいな……。
来年は(つまり今年ですが)もうすぐ春に
なるようなころでなく、もっと
ドカドカ降ってるド冬な時期に来よう、
と固く心に誓いつつチェキン。

宿の前にはカマクラとかもあった。
「キャバ……いやなんでもありません」
たぶん一冬でおびただしい数の人間が口走りかけてると思う。
(言っちゃった人はたぶん抹殺されてると思う)

そして宿の反対側はストンと谷に落ち込んですぐ川。
この川沿いに貸し切りの露天もありました。
雪の山肌を眺めながらイオティカルにザブリですよ!
テンションがさらに上がってますます頭が悪くなる。
なんとかするために早速露天に入ることに。
(確か。例によって記憶うろん)
お風呂は40度台半ばの熱い方と
人肌よりちょいアツくらいの
ぬるめの方の二槽体勢の岩風呂でした。
僕はわりとのぼせやすいタイプなのですが、
ここだと「のぼせたらぬるめの方に入り、
落ち着いたら熱い方に戻る」という
入り方ができるので、際限なくお湯に
浸かっていられます(っても、貸し切り時間は30分ですが)。
つまり僕にとって出たり入ったりしてるいつもの入浴よりも
圧倒的に温泉分がふんだんに吸収できたということです。
いいー。ここはいいー。普通温度に加えて
ぬるめの浴槽もあるのいいー(しかもぬるめの方が
湯の花浮きまくりで濃厚風味だったりするからなおのこと)。
常に漂うほどよいイオウ臭もいいー。イオラー!
イオウのにおいってのはどうしようもなく
「ああ温泉入ってますわー」感をそそりますなー。
あとタマゴ食いたくなりますなー。
これで雪が降ったりしたらもう最高なんだけど
まあそこまでは望むまいー。
露天にはきちんと笠も用意されてて
かぶりたいことこの上なしだけどまあひとまずは望むまいー。
夕飯にタマゴがついてくるといいなと思いつつ、あがる。
で、宿に戻って今度は内風呂に入り倒し、
途中力尽きて昼寝とかしつつ
(例によって今回も徹夜状態で旅に出ています)、
やがてゴハンの時を迎えて食べて呑んで撃沈。
前回と同じく夕方過ぎた辺りからすっかりカメラの
ことを忘れているので、この辺写真がまるでありまへん。
いや、アレですね、写真がないといろいろ語りにくいし、
そもそもアレコレ詳細が思い出せないものですね。
今度から気をつけよう。
ゴハンにはタマゴはついてませんでした。

翌日。今回の旅は二泊だったので、
真ん中の日はまるまるヒマというか
特にすること決まっておりませんでした。
ちょうど宿からさらに奥に行くと
清津峡渓谷が見られるトンネルがあるとのことなので
これは行くしかないでしょう(他なんにもないしね、この辺)。

というわけでごめんくださーい。

清津峡渓谷トンネルの中は一本道。
突き当たりまで7、800mってトコだったかしら。
ちなみにトイレはないので要注意。
トンネリングトンネリングやほーやほー。
頭は悪いままです。

途中では数カ所でワンダリングモンスターたちがお出迎え。
クマの方はめっちゃ縫合痕もあざやかで
なんとなくスイマセンな気分に。

途中にはいくつか横穴があり、
この渓谷の特徴である岩肌を
どうぞ立ち寄って見てってちょうだい的な作り。
わー、ななめってるー。
ってかなるほど、入り口の壁の意匠も
これをモチーフにしてたのねー(ザババー)(←眼下を流れる川の音)

鉄柵が壊れたかなんかして
仮のものになってるところもあった。
きっと誰かがチキンランでもやったんだな。
このときは、のんきにそんなことを考えていたのだが……。

で、最奥の突き当たり。
川が山を押し割り流れているさまを
ちょうどまんまえ(?)から見られる感じ。
コイン式の双眼鏡とかも付設されてるので
もう見るしかないでしょ的に見る。

写真では全くそんなことはないんだけど、
肉眼(?)では何故だか風景がすべて
カキワリ風に見えて驚愕。
カキワリだー、もしくはポリゴン風だー、とか
目の前のいい渓谷が涙目必死の
盛り上がり方をしてしまい、
ほぼ一年後の今になって
申し訳ないことをした気がしている。
しかし本番は一通り双眼鏡を堪能したあと、
壁に飾られていた写真を何気なく眺めたときのことでした。
……え? ちょ、なんか今さっきのぞいてた横穴が
雪崩に埋まってるですけど!!
なんでも、ドカ雪が降るとたまにそういうことになる模様。
つまり、さっきの柵は雪崩に破壊されたということか……。
ワーすげー、雪すげー、
ますます次はドカ雪のころに来ようと心に決める。

ところでそろそろ昼ですが、宿で昼飯は出ません。
国道からここ清津峡に入ってくる道の
はじめ辺りにドライブインがあったので、
そこに行くとしましょうかーとゴー。
左手に山、右手に川をながめながら
寒風吹きすさぶ中をテクテクと歩いてまいります。
にしてもやっぱ、関東者の感覚で見れば
十分にすごい積雪っぷりだけど、
雪国なのだからやっぱ背丈以上に積もってて欲しいなぁ。
なんかもの足んないなぁ、などとすっかり感覚が麻痺してくる。
最初のころは雪を見ただけではしゃいでいたというのに……。
人はこうして大人になるのでしょうか。
(とか言って、このあとことある度に雪に突撃して
キャッホキャッホしたり、数歩ごとに雪を手にとって
川に向かってバックホームしまくったりしてましたが)

いろんなつーららー。
山肌の方からデカくてとんがってるのが
落ちてきたら確実に英雄戦争のクライマックスのときの
ベルドよろしくサックリと串刺しになること
必須なので(通じにくいたとえですみません)
ついつい川のほうに寄って歩いてしまう。
が、僕はかなりの高所恐怖症なので、
川のほうに寄ったら寄ったで「ギャーガケーたーかーいー」
とかなってもう右往左往でした。
道路にも積もってたり凍ってたりしてたら
きっと横転まくりでしたね。
もしくはマリオカートのクッパとかドンキーを
初心者が使ってみたとき的な蛇行っぷりに。

でもこういうのはいかにも雪国でいいよね。
このそばにはウサギかなんかの足跡とかも
雪の上に点々とついてたりしてました。食べちゃうぞー。
ドライブインまでは3,40分ほどで着き、
そこで舞茸天ぷらの入ったアツアツおそばを食べました。
ま、まいたけうめぇ、そばうめぇ、というかここうめぇ!
前日越後湯沢で食ったへぎそばが
ますます呪わしくなってくる。へぎめ、へぎめ!
もう当分はいい。そしてここはまた清津峡に来たら再訪しよう。
そんな感じで暖かさ(カロリー的な意味でも)
を摂取し、宿へと帰還。
書いてませんでしたがドライブインに着くころには
めっちゃくちゃ凍えており、もし閉まったりなんかしてたら
たぶんその辺でのたれ凍え死んでいたかと思います。いのちびろい!
日中そんなでしたから、宿に戻れば当然風呂です。
また露天の方に入りたいな。2回目以降は
+500円払わねばなのだけど、それでも入りたいな。
どうせなら雪見風呂とかしてみたいな。
しかし今現在雪は降っていない……。
一縷の望みを託して、一番遅い時間に予約を入れ、
ひとまずは内風呂の方に入ることに。
ハフーあたたかーい。
内風呂の方はイオウ臭がこもってこちらはこちらでとてもよいです。
というかここのお風呂はまさに適温でホントよいです。
加水はアレですが、ほどよい加温はおもてなしだと思うよ。
むしろむやみやたらと熱い温泉の方が僕には辛いッス。
そうしていつしか夕食も食い、お銚子もつけたりして
具合よくのほほんモードになりつつ、夜は更けてゆきます。
刻一刻と近づいてくる露天の方の予約時間。
これでマジで雪降ってたら最高なんですがねー。
まあ将軍なんて下々の者の希望なんて聞いちゃくれないでしょうけどねー。
などと言いながら鍵を受け取り外に出てみたところ降ってるし!!!!!!
うわっ、将軍様、将軍様ぁ、おら一生ついていくだ、あんた最高だー、
やっぱナポレオンにギャフンと言わせたお人は器の大きさが違うだー!
などともう冬将軍のイキな計らいを讃えまくりながら
嬉々として備え付けの笠をかぶり雪見風呂を力一杯堪能!
夜になると施されるライトアップも、舞い散る雪を
これでもかといわんばかりに幻想的に映し出しまくり
最高ーッ、最高ーッ。
という感じで二日目も終わり、三日目の午前にも
チェックアウト前にしつこくまた露天に入ったりしてから
帰ってきたわけなのですが、冬将軍の男前っぷりを抜きにしたって
ここはなんともよかったです。未だにかなりお気に入り。
雪のころにまた来ようと誓ったけれども、
紅葉のころなんかも、いいんじゃないかなぁという気配がいたしますです。
要するにいつでもいいからまた行きたいんだな、自分。
また行くよー。
●たたむ

まだ雪のあるうちに雪国に行きたい!
ということで、温泉がイオティック
(注:硫黄泉)というのにも惹かれて、
新潟は清津峡温泉に行くことに。
高崎から水上、トンネルをくぐって
雪国へと突撃でございます。


まあトンネルどころか水上に着く前から
すでに積もってましたけどね雪。
が、いずれにせよ、積雪には親しくない
生粋の関東民である上に酒の勢いも手伝い、
移動中からすでにテンションはダダ上がりでございます。
(今回も例によって高崎までは普通車グリーンで
酒飲みながら反対車線に向かってニヤニヤ旅です)

中継地である越後湯沢で下車。
バスの時間待ちの間にお昼を食べましょーということで、
この日は名物であるへぎそばに舞茸天ぷらを添えてズルリ。
……ごめん、へぎそば別に美味くない。
名物に旨いものなしという言葉を噛みしめつつ、
食後は駅ナカで夜のための酒やらつまみやらを買いあさる。
越後湯沢も何度も立ち寄っているので、
この辺は定番のコースです。
お酒は緑川(純米吟醸)、つまみのメインは塩辛。
定番はいりまーす。

そしてバス待ち。
この写真のときはまだ降雪はなかったのですが、
このあとでなんかにわかに吹雪いてきたもので、
「ニット帽をかぶらないといけない、雪なので!」
とかなんか変な回路がつながった僕はこの先の商店街に突撃。
スポーツ用品店でぽんぽんのついたドドメ色のニット帽を購入して
ホクホク顔でズッポシかぶったりしてました。
そうしてバスに乗ってから「暑っ」といってすぐに脱ぎ、
その後一回もかぶってません。発作的にもほどがありすぎ。
吹雪もバス乗るころにはどっか行ってました。
なんというか、半勃ち気分。

で、バスに揺られること小一時間くらいで、
清津峡はこちらのお宿にとうちゃく。
ワーイ雪つもってるー。
でももっとあってもいいな……。
来年は(つまり今年ですが)もうすぐ春に
なるようなころでなく、もっと
ドカドカ降ってるド冬な時期に来よう、
と固く心に誓いつつチェキン。

宿の前にはカマクラとかもあった。
「キャバ……いやなんでもありません」
たぶん一冬でおびただしい数の人間が口走りかけてると思う。
(言っちゃった人はたぶん抹殺されてると思う)

そして宿の反対側はストンと谷に落ち込んですぐ川。
この川沿いに貸し切りの露天もありました。
雪の山肌を眺めながらイオティカルにザブリですよ!
テンションがさらに上がってますます頭が悪くなる。
なんとかするために早速露天に入ることに。
(確か。例によって記憶うろん)
お風呂は40度台半ばの熱い方と
人肌よりちょいアツくらいの
ぬるめの方の二槽体勢の岩風呂でした。
僕はわりとのぼせやすいタイプなのですが、
ここだと「のぼせたらぬるめの方に入り、
落ち着いたら熱い方に戻る」という
入り方ができるので、際限なくお湯に
浸かっていられます(っても、貸し切り時間は30分ですが)。
つまり僕にとって出たり入ったりしてるいつもの入浴よりも
圧倒的に温泉分がふんだんに吸収できたということです。
いいー。ここはいいー。普通温度に加えて
ぬるめの浴槽もあるのいいー(しかもぬるめの方が
湯の花浮きまくりで濃厚風味だったりするからなおのこと)。
常に漂うほどよいイオウ臭もいいー。イオラー!
イオウのにおいってのはどうしようもなく
「ああ温泉入ってますわー」感をそそりますなー。
あとタマゴ食いたくなりますなー。
これで雪が降ったりしたらもう最高なんだけど
まあそこまでは望むまいー。
露天にはきちんと笠も用意されてて
かぶりたいことこの上なしだけどまあひとまずは望むまいー。
夕飯にタマゴがついてくるといいなと思いつつ、あがる。
で、宿に戻って今度は内風呂に入り倒し、
途中力尽きて昼寝とかしつつ
(例によって今回も徹夜状態で旅に出ています)、
やがてゴハンの時を迎えて食べて呑んで撃沈。
前回と同じく夕方過ぎた辺りからすっかりカメラの
ことを忘れているので、この辺写真がまるでありまへん。
いや、アレですね、写真がないといろいろ語りにくいし、
そもそもアレコレ詳細が思い出せないものですね。
今度から気をつけよう。
ゴハンにはタマゴはついてませんでした。

翌日。今回の旅は二泊だったので、
真ん中の日はまるまるヒマというか
特にすること決まっておりませんでした。
ちょうど宿からさらに奥に行くと
清津峡渓谷が見られるトンネルがあるとのことなので
これは行くしかないでしょう(他なんにもないしね、この辺)。

というわけでごめんくださーい。

清津峡渓谷トンネルの中は一本道。
突き当たりまで7、800mってトコだったかしら。
ちなみにトイレはないので要注意。
トンネリングトンネリングやほーやほー。
頭は悪いままです。


途中では数カ所でワンダリングモンスターたちがお出迎え。
クマの方はめっちゃ縫合痕もあざやかで
なんとなくスイマセンな気分に。

途中にはいくつか横穴があり、
この渓谷の特徴である岩肌を
どうぞ立ち寄って見てってちょうだい的な作り。
わー、ななめってるー。
ってかなるほど、入り口の壁の意匠も
これをモチーフにしてたのねー(ザババー)(←眼下を流れる川の音)

鉄柵が壊れたかなんかして
仮のものになってるところもあった。
きっと誰かがチキンランでもやったんだな。
このときは、のんきにそんなことを考えていたのだが……。

で、最奥の突き当たり。
川が山を押し割り流れているさまを
ちょうどまんまえ(?)から見られる感じ。
コイン式の双眼鏡とかも付設されてるので
もう見るしかないでしょ的に見る。

写真では全くそんなことはないんだけど、
肉眼(?)では何故だか風景がすべて
カキワリ風に見えて驚愕。
カキワリだー、もしくはポリゴン風だー、とか
目の前のいい渓谷が涙目必死の
盛り上がり方をしてしまい、
ほぼ一年後の今になって
申し訳ないことをした気がしている。
しかし本番は一通り双眼鏡を堪能したあと、
壁に飾られていた写真を何気なく眺めたときのことでした。
……え? ちょ、なんか今さっきのぞいてた横穴が
雪崩に埋まってるですけど!!
なんでも、ドカ雪が降るとたまにそういうことになる模様。
つまり、さっきの柵は雪崩に破壊されたということか……。
ワーすげー、雪すげー、
ますます次はドカ雪のころに来ようと心に決める。

ところでそろそろ昼ですが、宿で昼飯は出ません。
国道からここ清津峡に入ってくる道の
はじめ辺りにドライブインがあったので、
そこに行くとしましょうかーとゴー。
左手に山、右手に川をながめながら
寒風吹きすさぶ中をテクテクと歩いてまいります。
にしてもやっぱ、関東者の感覚で見れば
十分にすごい積雪っぷりだけど、
雪国なのだからやっぱ背丈以上に積もってて欲しいなぁ。
なんかもの足んないなぁ、などとすっかり感覚が麻痺してくる。
最初のころは雪を見ただけではしゃいでいたというのに……。
人はこうして大人になるのでしょうか。
(とか言って、このあとことある度に雪に突撃して
キャッホキャッホしたり、数歩ごとに雪を手にとって
川に向かってバックホームしまくったりしてましたが)



いろんなつーららー。
山肌の方からデカくてとんがってるのが
落ちてきたら確実に英雄戦争のクライマックスのときの
ベルドよろしくサックリと串刺しになること
必須なので(通じにくいたとえですみません)
ついつい川のほうに寄って歩いてしまう。
が、僕はかなりの高所恐怖症なので、
川のほうに寄ったら寄ったで「ギャーガケーたーかーいー」
とかなってもう右往左往でした。
道路にも積もってたり凍ってたりしてたら
きっと横転まくりでしたね。
もしくはマリオカートのクッパとかドンキーを
初心者が使ってみたとき的な蛇行っぷりに。

でもこういうのはいかにも雪国でいいよね。
このそばにはウサギかなんかの足跡とかも
雪の上に点々とついてたりしてました。食べちゃうぞー。
ドライブインまでは3,40分ほどで着き、
そこで舞茸天ぷらの入ったアツアツおそばを食べました。
ま、まいたけうめぇ、そばうめぇ、というかここうめぇ!
前日越後湯沢で食ったへぎそばが
ますます呪わしくなってくる。へぎめ、へぎめ!
もう当分はいい。そしてここはまた清津峡に来たら再訪しよう。
そんな感じで暖かさ(カロリー的な意味でも)
を摂取し、宿へと帰還。
書いてませんでしたがドライブインに着くころには
めっちゃくちゃ凍えており、もし閉まったりなんかしてたら
たぶんその辺でのたれ凍え死んでいたかと思います。いのちびろい!
日中そんなでしたから、宿に戻れば当然風呂です。
また露天の方に入りたいな。2回目以降は
+500円払わねばなのだけど、それでも入りたいな。
どうせなら雪見風呂とかしてみたいな。
しかし今現在雪は降っていない……。
一縷の望みを託して、一番遅い時間に予約を入れ、
ひとまずは内風呂の方に入ることに。
ハフーあたたかーい。
内風呂の方はイオウ臭がこもってこちらはこちらでとてもよいです。
というかここのお風呂はまさに適温でホントよいです。
加水はアレですが、ほどよい加温はおもてなしだと思うよ。
むしろむやみやたらと熱い温泉の方が僕には辛いッス。
そうしていつしか夕食も食い、お銚子もつけたりして
具合よくのほほんモードになりつつ、夜は更けてゆきます。
刻一刻と近づいてくる露天の方の予約時間。
これでマジで雪降ってたら最高なんですがねー。
まあ将軍なんて下々の者の希望なんて聞いちゃくれないでしょうけどねー。
などと言いながら鍵を受け取り外に出てみたところ降ってるし!!!!!!
うわっ、将軍様、将軍様ぁ、おら一生ついていくだ、あんた最高だー、
やっぱナポレオンにギャフンと言わせたお人は器の大きさが違うだー!
などともう冬将軍のイキな計らいを讃えまくりながら
嬉々として備え付けの笠をかぶり雪見風呂を力一杯堪能!
夜になると施されるライトアップも、舞い散る雪を
これでもかといわんばかりに幻想的に映し出しまくり
最高ーッ、最高ーッ。
という感じで二日目も終わり、三日目の午前にも
チェックアウト前にしつこくまた露天に入ったりしてから
帰ってきたわけなのですが、冬将軍の男前っぷりを抜きにしたって
ここはなんともよかったです。未だにかなりお気に入り。
雪のころにまた来ようと誓ったけれども、
紅葉のころなんかも、いいんじゃないかなぁという気配がいたしますです。
要するにいつでもいいからまた行きたいんだな、自分。
また行くよー。
●たたむ
スポンサーサイト
思い起こせば2009年は
金も時間もないくせに
(いや、だからこそ、なのかもですが)
やたらと旅に出ていた気がしたので、
記憶と写真の整理がてらカテゴリ作って
書き留めておいてみようかなーなんてなんて。
完全に自分だけのためのエントリですね。
っても、なんかまとめきれそうにないので、
数回に分けてでまいりましょー。
ちなみに、基本的には「温泉につかって
酒を飲む」ってのが目的なもので、
・サクッといける(のでほぼ関東近郊)
・温泉がある
・酒がうまいととてもよい
・食い物がうまいとなおよい
って感じで目的地を選定してございます。
以下つづく。
金も時間もないくせに
(いや、だからこそ、なのかもですが)
やたらと旅に出ていた気がしたので、
記憶と写真の整理がてらカテゴリ作って
書き留めておいてみようかなーなんてなんて。
完全に自分だけのためのエントリですね。
っても、なんかまとめきれそうにないので、
数回に分けてでまいりましょー。
ちなみに、基本的には「温泉につかって
酒を飲む」ってのが目的なもので、
・サクッといける(のでほぼ関東近郊)
・温泉がある
・酒がうまいととてもよい
・食い物がうまいとなおよい
って感じで目的地を選定してございます。
以下つづく。
--------------------------------------------------------------------------------------------------------
2009年最初の旅はもうそろそろ年度末ですねーな頃の熱海行。
確かめっちゃ締め切り当日だったので
出発予定時刻の20分前になんとかギリギリ仕事を上げ、
ヘロヘロのままで出かけたような。
(まあヘロヘロなのはいつものことなのですが。
「たいてい出発は朝早く」「しかし普段朝はむしろ
『これから寝る』時間」「事前にリズムを調整しておく
なんていう余裕はない」「従っていつもいわゆる徹夜状態の
ままで旅に出る」って感じでございまして。てへ)

というわけで東京駅から
東海道線普通車グリーンにてゴー。
ちなみに、自由業である利点をここぞとばかりに活かして
旅に出るのは必ず平日です。空いてるしね。
ので、反対側の上り電車の通勤通学すし詰め状態を
ニヤニヤ眺めながら朝から酒とかサバ寿司とか
むさぼっちゃうという恒例のノリ。
いいじゃねえかこんなときくらい
ハー自由業でよかった~とか思わせてくださいよ。
普通車グリーンなのは少しの上乗せで
ゆったり出来、かつのんびりいけるからです。
要するに酒が飲みやすいからです。タハー。

まずはちょいと足を伸ばして来宮まで行ってみる。
なんか梅園があるとかなんとかで。
せっかくだからのぞいてみますかとかで。
(早くも記憶うろん)

ってか駅出てそっこう咲いてた。ワーイ。
あと天気めちゃめちゃいい。ワーイ。
余談ですがわたしは圧倒的に梅派です。
桜とか厚化粧のおばちゃん的に思えて。
桃はふつう。

坂道フェチなので坂を見るととりあえず撮る。
曲がりくねったのもまっすぐなのも好きよ。
(色っぽく微笑みながら)

そして梅園の梅はなんか前日の大風とかなんとかで
散りまくっておりまちた。ギャフンそれじゃただの園。

かろうじて生き残っていたやつを
くやしまぎれに撮る。
ああこの枝振りこそが梅。愛い。
ってかマジで天気いいなオイ。

まああいにくこのとき梅にはあんま出会えませんでしたが、
でもなんかいいとこでしたよ。

喫煙所もきれいだしベンチとかあったし。
(当方喫煙者なのでその辺りはめざとくチェキってしまいます)
今時喫煙所にベンチが併設されてるとか
天使レベルのおおらかさというかおそれしらずっぷりというかですよ。
まあ、この梅園は客にお年寄りが(たぶん)多いから
そうしてるんだとは思いますけどもー。
などと必死で自分を納得させつつも、
それでも微妙に敗北感にうちひしがれてしまいつつ退去。

そしてやっぱり坂道の写真を撮っている僕。
一応、旅の名目のひとつとして「背景資料になる
写真を撮る」というのがあるので
(背景CGの発注を出すときに、サンプルに
なる写真がいろいろある方がなにかと楽なのです)、
この道は向こうからセーラー服の幼なじみが
俺を追いかけてくる感じなんだぜー、とか
そんなようなことを考えながら撮ってます。
ほーら仕事だ。遊びじゃないのさ! と必死で。
(んでも普通BG発注のときに出すサンプルは
ウインドウ比率に近いヨコナガ写真じゃないと
アレなのは申し上げるまでもございません)

熱海に戻ると即、熱海港からフェリーに乗船。
カモメがお見送り。

ってかカモメ多っ。そしてどこまでもついてくる!
なに、俺たち食われるの!?
とか恐怖におののき写真もボケ気味になりつつ、

向かった先は沖合いに浮かぶアイランド・初島さん。

海と熱海をバックに従え、
悠夏がやっほ~いと大喜び必至のテトラポット地帯がお出迎え。
彼女と違い大人になってしまってる僕は
上をぴょんこぴょんこ走ったりしません。
ホントです。いつもやりたくなるけど。
あと別に船がここにドガーンと直に着岸
したわけじゃありません。ちゃんと港あります。
さて、「いつも」と言ったように、
今までに幾度も熱海には訪れており、
その度に併せて初島にも足をのばしております。
(船乗って行った場合もそう言っていいのかしら……)
だいたいいつも島のフチに沿って走ってる道を
港から反時計回りにぐるっと一周して途中でなんか
セレブの人が泊まるのであろうリゾートマンション
的なところの脇をドブネズミ気分でヘヘッすいやせんすいやせん
通らせていただきやすとか言いながら通り過ぎたり
ゴミ焼却所の横を息をひそめつつ通り過ぎたり
して最後になんか南国リゾート施設みたいな
トコにある塩水風呂にザンブと浸かってあと昼めし、
って感じです。
行きすぎててもはや地元感めいたものまで芽生えてしまっており、
この前テレビに初島が映ってるのを見たとき、
マジで「あ、地元がテレビ出てる」と思ってしまったとかなんとか。

今回は島一周→風呂ののちネコナンパに成功。
漁港があるからかネコやたら多いです初島。
が、僕はネコをさわると目がショボついたり
あちこちカユくなったり気道が狭くなったり
するタイプなので、他の人がネコ愛撫に
没頭してるのを基本見てるだけ。
エロゲーにもとかくそういうポジションに
置かれるサブキャラっていますね。まさにそれ。
ときおり「○○くんだけは私にひどいコト
しなかったから……」とか言われて
主人公キャラにレベルアップしますが、
僕は無理でした。

ネコはすぐ泣きながら去っていったよ。
へっ、見ろよあの尻……。
ちなみに横に写ってるアキカン回収機は
いつだったか試みにフタ開けてみたら
羽虫さんたちがワーと大挙して出ていらしたという
とてもとても恐怖ボックスなのでございますよ。
その後は行きつけの食堂で酒飲みつつゴハン食べて
(漁師さんが経営されてるお店で、その日の
漁獲量とかで開いてたり閉まってたりする。
前に訪れたときはやってなくてショボリだったので、
今回はやってて超キャッホーでした。
なんか島の中でここだけレベルが違って
アレコレ美味しいので他の店には行きたくないのです。
というか熱海に行く目的の70%くらいが
この店の存在にかかっているのです。
そしてこの日、お店の人にその辺りの事情を話したことで
名刺とかいただけて、今後は事前に一報くれれば
食材用意して店開けとくよーなんていう
素晴らしい状態にレベルアップで二重キャッホー)、
という長いカッコを挟んで本土(笑)に戻って
温泉入って夜にまたも行きつけのお店で
やはり酒と食物をかっ食らって日帰りでございました。
昼以降写真がないのは初島一周で疲弊したところに
ふろさけめしでもうグダグダになってるからです。
いつもこんな調子ですよ。
……というか、一回の旅でこんな長く書いてたら
このあとどうなるんだ? と不安になりつつも、
ともあれ上記の次第で、熱海編・完。
●たたむ
2009年最初の旅はもうそろそろ年度末ですねーな頃の熱海行。
確かめっちゃ締め切り当日だったので
出発予定時刻の20分前になんとかギリギリ仕事を上げ、
ヘロヘロのままで出かけたような。
(まあヘロヘロなのはいつものことなのですが。
「たいてい出発は朝早く」「しかし普段朝はむしろ
『これから寝る』時間」「事前にリズムを調整しておく
なんていう余裕はない」「従っていつもいわゆる徹夜状態の
ままで旅に出る」って感じでございまして。てへ)

というわけで東京駅から
東海道線普通車グリーンにてゴー。
ちなみに、自由業である利点をここぞとばかりに活かして
旅に出るのは必ず平日です。空いてるしね。
ので、反対側の上り電車の通勤通学すし詰め状態を
ニヤニヤ眺めながら朝から酒とかサバ寿司とか
むさぼっちゃうという恒例のノリ。
いいじゃねえかこんなときくらい
ハー自由業でよかった~とか思わせてくださいよ。
普通車グリーンなのは少しの上乗せで
ゆったり出来、かつのんびりいけるからです。
要するに酒が飲みやすいからです。タハー。

まずはちょいと足を伸ばして来宮まで行ってみる。
なんか梅園があるとかなんとかで。
せっかくだからのぞいてみますかとかで。
(早くも記憶うろん)

ってか駅出てそっこう咲いてた。ワーイ。
あと天気めちゃめちゃいい。ワーイ。
余談ですがわたしは圧倒的に梅派です。
桜とか厚化粧のおばちゃん的に思えて。
桃はふつう。

坂道フェチなので坂を見るととりあえず撮る。
曲がりくねったのもまっすぐなのも好きよ。
(色っぽく微笑みながら)

そして梅園の梅はなんか前日の大風とかなんとかで
散りまくっておりまちた。ギャフンそれじゃただの園。

かろうじて生き残っていたやつを
くやしまぎれに撮る。
ああこの枝振りこそが梅。愛い。
ってかマジで天気いいなオイ。

まああいにくこのとき梅にはあんま出会えませんでしたが、
でもなんかいいとこでしたよ。

喫煙所もきれいだしベンチとかあったし。
(当方喫煙者なのでその辺りはめざとくチェキってしまいます)
今時喫煙所にベンチが併設されてるとか
天使レベルのおおらかさというかおそれしらずっぷりというかですよ。
まあ、この梅園は客にお年寄りが(たぶん)多いから
そうしてるんだとは思いますけどもー。
などと必死で自分を納得させつつも、
それでも微妙に敗北感にうちひしがれてしまいつつ退去。

そしてやっぱり坂道の写真を撮っている僕。
一応、旅の名目のひとつとして「背景資料になる
写真を撮る」というのがあるので
(背景CGの発注を出すときに、サンプルに
なる写真がいろいろある方がなにかと楽なのです)、
この道は向こうからセーラー服の幼なじみが
俺を追いかけてくる感じなんだぜー、とか
そんなようなことを考えながら撮ってます。
ほーら仕事だ。遊びじゃないのさ! と必死で。
(んでも普通BG発注のときに出すサンプルは
ウインドウ比率に近いヨコナガ写真じゃないと
アレなのは申し上げるまでもございません)

熱海に戻ると即、熱海港からフェリーに乗船。
カモメがお見送り。

ってかカモメ多っ。そしてどこまでもついてくる!
なに、俺たち食われるの!?
とか恐怖におののき写真もボケ気味になりつつ、

向かった先は沖合いに浮かぶアイランド・初島さん。

海と熱海をバックに従え、
悠夏がやっほ~いと大喜び必至のテトラポット地帯がお出迎え。
彼女と違い大人になってしまってる僕は
上をぴょんこぴょんこ走ったりしません。
ホントです。いつもやりたくなるけど。
あと別に船がここにドガーンと直に着岸
したわけじゃありません。ちゃんと港あります。
さて、「いつも」と言ったように、
今までに幾度も熱海には訪れており、
その度に併せて初島にも足をのばしております。
(船乗って行った場合もそう言っていいのかしら……)
だいたいいつも島のフチに沿って走ってる道を
港から反時計回りにぐるっと一周して途中でなんか
セレブの人が泊まるのであろうリゾートマンション
的なところの脇をドブネズミ気分でヘヘッすいやせんすいやせん
通らせていただきやすとか言いながら通り過ぎたり
ゴミ焼却所の横を息をひそめつつ通り過ぎたり
して最後になんか南国リゾート施設みたいな
トコにある塩水風呂にザンブと浸かってあと昼めし、
って感じです。
行きすぎててもはや地元感めいたものまで芽生えてしまっており、
この前テレビに初島が映ってるのを見たとき、
マジで「あ、地元がテレビ出てる」と思ってしまったとかなんとか。

今回は島一周→風呂ののちネコナンパに成功。
漁港があるからかネコやたら多いです初島。
が、僕はネコをさわると目がショボついたり
あちこちカユくなったり気道が狭くなったり
するタイプなので、他の人がネコ愛撫に
没頭してるのを基本見てるだけ。
エロゲーにもとかくそういうポジションに
置かれるサブキャラっていますね。まさにそれ。
ときおり「○○くんだけは私にひどいコト
しなかったから……」とか言われて
主人公キャラにレベルアップしますが、
僕は無理でした。

ネコはすぐ泣きながら去っていったよ。
へっ、見ろよあの尻……。
ちなみに横に写ってるアキカン回収機は
いつだったか試みにフタ開けてみたら
羽虫さんたちがワーと大挙して出ていらしたという
とてもとても恐怖ボックスなのでございますよ。
その後は行きつけの食堂で酒飲みつつゴハン食べて
(漁師さんが経営されてるお店で、その日の
漁獲量とかで開いてたり閉まってたりする。
前に訪れたときはやってなくてショボリだったので、
今回はやってて超キャッホーでした。
なんか島の中でここだけレベルが違って
アレコレ美味しいので他の店には行きたくないのです。
というか熱海に行く目的の70%くらいが
この店の存在にかかっているのです。
そしてこの日、お店の人にその辺りの事情を話したことで
名刺とかいただけて、今後は事前に一報くれれば
食材用意して店開けとくよーなんていう
素晴らしい状態にレベルアップで二重キャッホー)、
という長いカッコを挟んで本土(笑)に戻って
温泉入って夜にまたも行きつけのお店で
やはり酒と食物をかっ食らって日帰りでございました。
昼以降写真がないのは初島一周で疲弊したところに
ふろさけめしでもうグダグダになってるからです。
いつもこんな調子ですよ。
……というか、一回の旅でこんな長く書いてたら
このあとどうなるんだ? と不安になりつつも、
ともあれ上記の次第で、熱海編・完。
●たたむ
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